いぬねこイベント開催報告

平成25年度どうぶつ愛護フェスティバルinふくおか

チャリティーワンデーショップ『どうぶつ愛護フェスティバルinふくおか』への参加も今年で三回目となりました。今年は2013年11月4日(月)振替休日でした。
会場は、いつものように福岡市役所西広場と天神中央公園に分かれて行われました。INCは去年と同じ天神中央公園入口付近のテントでした。西広場にはりっぱな常設ステージができたのですが、今年はステージイベントには参加しませんでした。

テント催事
・ネコのトリビア(ネコにまつわる話に「へー」と思っていただいたらペットボトルのキャップをボトルに入れてもらう)
・現代のネコ事情展示
・第6回チャリティーワンデーショップ
・INCフリーマーケット
• チャリティーショップ,フリマ売り上げ 1,9650円
収益は捨てられた猫たちを助けるために使わせていただきたいと思います。

[第6回チャリティーショップ]
* 手作りの品や寄付していただいた品々のフリーマーケット
* 作家さん作のオリジナル作品の販売
『応援ショップ』
・木彫り師『もくもく堂
・たこカフェ『ねこのしっぽ
・雑貨や器『HookTail』
[展示]
* 福岡の察処分の現状 グラフ展示
* ネコのトリビア紹介
[その他]
* 福岡のペット防災対策情報リーフレット(エマージェンシーカード付き)配布
*「 現代の猫事情」チラシ配布

<ねこのトリビア>
▼ネコの血液型は、A型が多く、O型は存在しない
ネコにはA型(A/A,A/B)、B型(B/B)、AB型の血液型が存在しますが、O型はこの世にはいません。また、AB型のネコは非常に稀で、1%に満たないといわれています。これは、A型の遺伝子が優性であるため、AB型の遺伝子のネコも血液型がA型になります。ネコの血液型はA型が一番多く70~80%を占めており、アメリカンショートヘアやロシアンブルーはほぼ100%の確率でA型です。

▼ネコは人間の1/6程度の光量でも物を見分けることができる
ネコは、夜間にハンティングする夜行性肉食動物ですので、暗闇の中でもわずかな光で視界を保つことができます。ゆえに、強い光に弱く、ヘッドライトなどで目がくらみ事故に遭うことが多いのです。
また、ネコは動体視力(動くものを捉える視力)に優れているのですが、静止しているものへの視力は光の反射が豊富なのでぼやけて見え、私たち人間の約10分の1程度といわれています。

▼ネコの目は、生まれた時から同じ色じゃない
ブルーの目の子だと思っていたらいつの間にか目の色が変わっていたなんてことはありませんか?
ネコの目の色は大きく銅色(カッパー)、薄茶色(ヘーゼル)、緑、青の4つにわけられます。
生まれて間もない子ネコの目は青灰色(キトゥン・ブルー)をしており、生後1ヶ月くらいから色がつき始め、徐々に本来の目の色になっていくので、成猫になるまでは目の色は定まらないのです。

▼三毛猫やサビ猫のオスは高額取引される程めずらしい
三毛猫やサビ猫の毛の色には赤と黒が入っていますね。
毛の色を決定する赤(オレンジ)と黒の遺伝子は、それぞれが異なるX遺伝子の上にしか存在することができないので、XYという遺伝子を持つオスには赤と黒が同時に存在することはないのです。
したがって、三毛猫やサビ猫のオスは染色体の異常によるもので、大変めずらしく生まれる確率は3万分の1だと言われています。

▼ネコの妊娠は100発100中、一度に複数のオスの子を産む
ネコは、交尾するとほとんどの場合、妊娠に至るといいうことをご存じですか?しかも、一度に複数のオスの子ネコ出産できるのです。
ネコは、交尾の刺激によって排卵が誘発される交尾排卵動物です。また、複数の卵子を一度に排卵する多胎型でもあるので、メスが発情期間に複数のオスと交尾すると、それぞれのオスの子供を受精・妊娠し、同時に出産することができるのです。
ちなみに、排卵が起こるのは交尾終了後約30時間以内で、その後卵子は受精する能力を100時間程度持ち続けられるそうです。


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